リピートを決めるのは、目的とそのための行動の工夫

リピート対策

こんにちは。生徒がどんどん増えるコミュニティ作りコンサルタント伊賀 明美です。

体験に来たお客様が本講座の申し込みをしない。
または、リピートや次の講座に進まない場合に、欠けていることがあります。

それは、今回の目的を決めて、それを行動に落とし込むこと。

例えば、カルチャー講座の開講前の体験講座をするとします。

この講座の目的は、もちろん、カルチャー講座が開講できる人数以上の方にお申し込みいただくこと。

一番お申込みいただけるのは、体験講座直後です。

そう考えると、

帰りにお申し込みいただくためには、どうしたら良いのかを考える必要があります。

あなただったら、どんな時に、帰りにお申し込みしたいと思いますか?

私だったら、

・体験講座が面白かった。
・続けたいと思う。または、続けたほうが上手くなりそうと感じた。
・時間とお金に問題がない。

そんな場合に、申込みます。

このうち、時間とお金に関しては、講師の側でどうすることもできません。

しかし、前の2つについては、こちら側の教え方や関わりによって、変わります。

1.講座が面白いと感じる。

もちろんこれが基本。

参加してくださる方に合わせた話をしていますか?

年齢や家族構成などによって、共感できるポイントは違うもの。
話す内容やペースなども工夫しましょう。

もしできるなら、参加して下さったお一人お一人に関わり、話してもらう時間を作ってみると、満足感が上がります。

誰もが自分を大事にしてもらいたいのです。

2.続けたいと思う。続けたほうが上手くなりそうと感じた。

続けた場合の未来の姿をお客様に感じてもらうこと。

これに尽きます。

もし、以前から続けている方がいるなら、続けてよかったことを話してもらいましょう。

また、続けている方の今の状態を見てもらいます。

物作りの講座なら、続けている方の作品を。
語学などの講座であれば、実際に話してもらうなど。

あとは、「続けるとこんなふうにあなたもなれますよ。」という一言で感じてもらうことができます。

もし、その場に続けて下さっている方がいらっしゃらないなら、未来の姿を感じてもらえるように、講師側で話をしましょう。

写真や動画なども活用しましょう。

百聞は一見にしかず。

今の時代の便利な道具を使って、わかりやすく伝える工夫をします。

お客様の感想なども、プロジャクターでお見せしたり、紙に印刷して配ったりします。

そして、そこに書かれていることを声に出して読み上げてみてください。

最後に今日申し込むことのメリットも話してみましょう。

お客様にとっても、続けて上達すれば、メリットなんです。
ハッキリとお伝えするのもお客様のためなのです。

ただ、お客様は今回の講座を楽しみに来ています。

未来の姿を見せることも、楽しんでもらえるように。

そして、長い時間をかけずにサクッと行うのを忘れないようにしましょう。