教室の集客はまずはここから始める
こんにちは。口コミコンサルタント伊賀 明美です。
教室や講座を初めて開催する。
そんな時にみなさんだったら、どうやって集客しますか?
ネットを使って?
チラシを出して?
広告を使って?
もちろん、どれも外せない集客方法なのですが、一番最初にオススメする集客方法はそれではありません。
一番最初にやってほしいのは、知っている方に実際に売ること。
一番最初にやってほしいのは、知っている方にお知らせし、お申し込みをもらうことです。
理由は3つあります。
①お金がかからない
今は、店舗も持たずに簡単に仕事が始められる時代。
ですが、やはり初期投資というのは、かかります。
最初に、借金をしたり、がっつりとお金をかけるのは、その後の仕事を苦しくさせます。
できるなら一番初めは、小さく始めるのがおすすめ。
お金をかけなくても始められる部分には、まずお金をかけないで始めてみましょう。
お友達に直接会って話したり、FacebookやLINEなど無料のSNSを使えば、お金がかかりません。
②早く販売できる
人が購入に至るには、そこに至るまでの心の動きがあります。
また、「教える」ということは、誰からでも購入できる商品ではありません。
この人なら、わかりやすく教えてくれそう。
この人のことなら信頼できる。
そう思った時に初めてお申し込みいただけます。
大手の英会話教室などは、CMなどで知名度も大きいし、どの先生でも、一定レベルになるように研修を積んでいるだろうと思います。
でも、特に個人で始める時には、知名度もありません。
なので、お申込みいただけるほどの信頼を積み重ねるまでに時間がかかるのです。
ですが、もともと知っている方は、すでに信頼があります。
あなたの人となりを知っています。
その分野のあなたの知識を知っています。
なので、もしあなたが扱っている分野を学びたいと思ったら、お申し込みいただける可能性が高いのです。
③早く実績を積むことができる
実際に自分でやってみないとわからないことも多いもの。
お申し込みをいただき、教える一連の流れを早く体験することができます。
知り合いだからといって、甘えるのはよくありませんが、多少のミスがあったとしても、応援してくれるものです。
こうやって築いた実績が、一般の方への信頼の基盤になってきます。
知り合いに伝える方法
「実際に知っている人にお伝えしてみてください。」と言うと、友達を利用することにならないかと不安になる方がいます。
でも、それは方法によるのです。
あなたがやっていることを知っていて、もし資格が取れたら、教えてほしいと思っていた。
そんな人なら、喜んで申込みしてくれます。
それでは友達を利用することにならないお伝えの方法をお話しします。
①自分の思いともに、仕事を始めたことを知らせる。
あくまでも、お知らせをしてみます。
あなたのことを大事に思っている人なら、あなたの近況は気になるもの。
「『書いてほしい。』と喜んでくれる方が、自分でできるようになったら、もっと嬉しいだろうと思って、自分でも教えてみたいと思いました。」
なんてお知らせをもらうのは、決して嫌じゃないんです。
会った人にも話します。
そして、メールやお手紙をしてみて下さい。
ここで大切なことは、前々から学びたいと言ってくれていた人以外には、セールスしないこと。
お知らせが、販売のオファーだと「利用された」と思われがちです。
あくまでも、お知らせだけにします。
②興味を持ってくださった方だけに詳しいお知らせをする
仕事を始めたことをお知らせすると、何人かは、興味があるとか、習いたいと言ってくれる方がいます。
その方に、具体的な仕事の話をします。
どんな内容なのか、どれくらいの時間がかかるのか、料金はいくらかなど。
そして、アポを取ります。
大事なのは、興味を持ってくださった方にだけ話すこと。
相手の意思を尊重します。
そして、話す時は、しっかりと話す。
話したうえで、相手がどうしたいのか、意思を尊重します。
相手が選びやすいように話をしますが、選択権は常に相手のあることを忘れずに。
あなたから学ぶのも学ばないのも、相手の方が決めることなのです。
特に気をつけること
知っている方に実際にお申し込みをもらうために気をつけることがあります。
①嫌いな方や付き合いたくない方にはお伝えしない。
あたりまえですが、仕事は信頼を利用しないし、逆に信頼を増やすものです。
あなたから学ぶことで幸せになってほしい人に教えましょう。
仕事で繋がった人とは、これから長くつきあっていく人になります。
本当は嫌いなのに、集客のためにだけ、いい顔しても、長く仕事を続けるのは難しくなります。
②あなたの講座に申し込まなかったとしても、つきあいを変えない。
最終的にあなたに申し込まなかったり、他のところで学ぶ方もいらっしゃいます。
でも、それは、個人としてのあなたが嫌いなわけではないんです。
たまたまタイミングが合わなかったりしただけ。
だから、個人としてのあなたとその方とのつきあいにはなんら変わりはないはずです。
だから、今までと同じつきあいをしていきましょう。
③感謝を忘れない
あなたの話を聞いてくれた。
あなたの応援をしてくれた。
申し込んでくれた方も、そうでない方も、あなたのために時間や心を使ってくれています。
そのことに、感謝を忘れないようにしましょう。
そういった態度が、結局、信頼を強め、あなたの仕事を広げてくれるのです。