Facebookは、あなたが何者か見てすぐにわかるようになっていますか?

集客はじめの一歩

こんにちは。口コミコンサルタント伊賀 明美です。

 

新しく人と出会った時、あなたならどんなふうに繋がるでしょうか?

実際に目の前で会った時は、名刺をお渡しすることが多いかもしれません。

 

もし、この出会いを仕事にも生かしていきたいと思うなら、活用しているSNSで繋がってみましょう。

講師や個人で仕事をしている場合、あなたがどんな人なのかということもお申し込みをする上で、とても大事になります。

なので、SNSで繋がり、自分がどんなことに関心があるのか、どんなことを感じているのか、どんな人なのかを自然と知ってもらうことは、すごく役に立ちます。

 

一目で見てわかるようにする

 

SNSを仕事に活用する場合に、一番大事なのは、あなたのページを見たら、あなたが何をしている人かわかるようになっていること。

お友達になってしまったら、あまり見ないかもしれませんが、初めて繋がる時には、必ず確認するものです。

 

今回は、Facebookを例にとり、仕事で使えるページにするポイントをお伝えします。

 

 

これは私個人のFacebookです。
お仕事に活用するために気をつけている点を挙げてみます。

 

1. コメントのアイコンになっても、誰なのかわかるような顔写真を使う

 

左上の自分の写真は、投稿したり、相手の投稿に湖面をした時にアイコンとなって表示されます。

その時に、すぐに自分だとわかってもらえるサイズにします。

特にスマホで見られることが多いので、それも考えておきます。

 

3分の1〜4分の1くらいは顔であること。

できればこちら側を向いている笑顔の写真がいいと思います。

 

やはり笑顔は見ている人をほっこりとさせます。

笑顔が嫌いな人はいないものです。

 

2. 簡潔に自己紹介を入れる

 

Facebookの自己紹介は101文字まで。

それほど長い文章は入らないので、簡潔に自分のやっていることを書きましょう。

 

ポイントは、キーワードを入れること。

 

何の教室なのか、どの地域でやっているのか、特徴は何なのかを書きましょう。

 

私ので言うと、「口コミ」「集客」「講師」「筆文字」「伝筆」「全国」というのがキーワード。

ただし、文章としておかしくならないように気を配ります。

 

3. 注目の写真、動画であなたの活動を伝える

 

注目の写真や動画を組み合わせて載せることができるようになっています。

パソコンでは左端にありますが、学歴などのすぐ下、かなり目立つところにあります。

なので、あなたのお仕事を伝えるような写真をそこに載せましょう。

 

写真は文章以上に、いろんなことを伝えてくれます。

あなたが伝えたいことは何でしょうか?

まずそれを考えて、その伝えたいことを表してくれる写真を選びましょう。

 

私が伝えたいことは、

  • 教室をやっている
  • 生徒さんがたくさん来ている
  • 教室は楽しい
  • テレビに出たことがある(実績の1つ)
  • 公的なところでも頼まれて教えている(実績の1つ)

そんなことがわかるような写真を選んでいます。

 

ここでは動画も選べますが、じっくりと見てもらえないと伝わらない時もあるので、動画を入れる際には、動画のみにせず、写真も入れると良いと思います。

 

4. ブログやHPのリンクを貼る

 

Facebookは拡散したり、仲良くなったりするのが得意なツールです。

物を購入しようと思ってみるわけではないので、バリバリセールスの投稿はよく思われません。

 

一方で、Facebookをきっかけにあなたの講座や商品を購入したいと思った時には、もっと詳しく知りたいと思うもの。

そういった時に見てもらえるように、HPやブログなど、あなたの商品がわかる媒体のリンクを書きましょう。

 

やりたいと思った時に、簡単に探せないと、タイミングが合わないと、やめてしまう人も多いものです。

機会の損失をしないように、わかりやすいところに書いておくことが大事になります。

 

 

投稿で意識すること

 

投稿すると、それがお友達になった方のフィードに載ってきて、見てもらえます。

日々見てもらうことで、自分のことをわかってもらうことができます。

わかってもらうために、気をつける点を挙げてみます。

 

1. 投稿は全公開で

 

Facebookの投稿は、「いいね」をしてもらったり、コメントしてもらうことで、どんどん拡散していきます。

拡散する時に、友達限定の投稿だと、お友達になっていない人には見てもらうことができません。

 

しかし、Facebookをお仕事に使おうと思うなら、それはとてももったいないことです。

お友達のお友達の中に、あなたの講座や商品に興味のある方や、探している人がいるかもしれません。

 

実際に、私にはこんな経験があります。

私が北海道外で講座をやるようになったきっかけは、兵庫の方がお一人、北海道まで私の講座を受けにきてくれたこと。

その方が、兵庫に帰って、友人に伝筆を出したところ、やりたいという方がいて、兵庫まで行きました。

 

実は、その最初の方は、私の繋がったばかりのFacebookのお友達のお友達。

お友達が私の投稿に「いいね」としてくれたことから、彼女が私の投稿を見てくれたのです。

 

彼女はもともと、こんな筆文字をやりたいと思っていて、探していたそうです。

私のFacebookに挙がった文字を見て、「これだ!」と思ったと話してくれました。

 

この場合、もし私が友達限定でしか投稿をしていなかったら、彼女に伝わることもなく、今の活動もなかったと思います。

ぜひ、仕事に繋げたいと思うなら、投稿は全公開が必須です。

 

 

2. プライベートやオススメのお店など、仕事に関わりのないものも投稿しよう

 

Facebookをお仕事に使うといっても、もともとFacebookは物を買うために使われるものではありません。

お友達同士が交流を楽しむところ。

 

なので、お仕事の投稿だけだと、なんだか欲しくもないのに、「買って」「買って」と言われているようで、あなたの投稿を見るのが嫌になってしまいます。

 

仕事に関する投稿だけではなく、プライベートについてやオススメのお店など、見る人が楽しめる内容を投稿していきましょう。

私は教えるのが好きで、そのほかのことをあまりやっていないので、仕事に関することが多すぎるなあと思います。

できたら半分くらいは仕事に関係ない投稿がいいかと思います。

 

そうすることで、あなたの投稿を楽しみにしてくれます。

そして、プライベートな投稿は、商品や講座ではなく、

「あなた」を見ている方にわかってもらうことができます。

 

もちろん、プライベートだけではなく、仕事についても投稿していきましょう。

そうでなくては、あなたが実際、きちんと仕事をしているのか?

あなたの仕事の姿勢や想いを伝えることはできません。

 

そこがわからなければ、人として良い人だと思われても、お申し込みはもらえないのです。

仕事とそのほかの投稿。

バランスを考えて投稿するようにしてみて下さい。

 

3. 何はともあれ写真が命です

 

Facebookは流してみる媒体。

なので、長い文章には向きません。

 

一番重要なのは、写真です。

内容がわかるもの。

綺麗なもの。

露出が高く、明るい写真が好まれます。

 

今は、スマホのカメラもすごく性能が良くなっていますから、スマホでも十分綺麗な写真を撮ることができます。

もし、あまり上手に撮れないなあと思ったら、スマホカメラ講座に1度参加してみてください。

ちょっとしたことでグンと素敵な写真が撮れるようになります。

 

Facebookは、人との交流を楽しむ場所。

なので、写真も人が写っているものが好まれる傾向にあります。

積極的に自分や仲間が写っている写真もあげてみましょう。

 

時には文字を入れたり、装飾を入れたりして、目立つし、わかりやすい写真にすることも良いと思います。

ぜひ伝わる写真を載せていきましょう。

 

3. ブログのシェアもしてみよう

 

Facebookは見やすいし、交流しやすい反面、投稿が流れてしまうし、長い文章には向きません。

 

一方で、ブログではしっかりとした意見や内容を書くことができます。

蓄積されるので、過去記事でも、検索に引っかかって多くの方に見られることがあります。

 

ただし、ただ流れていくFacebookのフィードと違い、お客様自身が見に来てくれなければ、読まれることはありません。

見ていただき、信頼を得て、告知記事から、お申し込みをいただく。

集客の要になっていきます。

 

なので、欠点を補うために、Facebookでもブログ記事をシェアして、みなさんに読んでもらえるように知らせていきましょう。

 

Facebookにブログをリンクすると上位表示されないと言いますが。。。

 

よく、「FacebookはFacebook外に行かれるのを好まないので、外部リンクがついている投稿は、上位表示されない」ということを言われます。

実際、これはよく知られたところで、私も実感しています。

 

フィードの上の方に表示されるようにするために、リンクはコメント欄に書くほうが良いなどというアドバイスをする方もいます。

ですが、私は、上位表示されなくても、投稿の中にリンクを貼ったほうがいいと思っています。

 

たとえ上位表示され、フィードの中に上がってきたとしても、わざわざコメント欄を開いて、リンク先のブログを見にいくでしょうか?

その可能性は低いと思います。

 

目的は、Facebookのフィードに上がってくることではなく、ブログを見てもらうこと。

だとすると、上位表示されづらくても、投稿の中にリンクが貼られていて、サイトに飛びやすい状況になっているほうが目的に叶うのではないかと思います。

 

大事なのは、ブログにしっかりとした内容が書かれていること。

そして、リンクの前に書く文章が、「読みたいなあ」と思わせるものであること。

 

そうすればブログを読んでいただける確率も上がるし、結果として、Facebookの投稿も上位に表示されるようになります。

 

 

 

積極的にコメントしよう

 

Facebookは人の交流をする場所。

なので、人の投稿に積極的にコメントをして交流していきましょう。

 

1. まずは自分から

 

みなさん、せっかく投稿したのだから、反応して欲しいですよね?

もちろん、他の方も思っています。

だから、まずは自分からコメントしてみてください。

 

コメントされれば嬉しいもの。

コメントすることで相手の印象に残ります。

 

2. 相手を喜ばせるコメントをしよう

 

言葉には大きなチカラがあります。

投稿を読んで感じたことや共感したことなどを積極的に書いてみましょう。

相手の方の良いところや、お祝いなどをコメントすることがあると思います。

そんな時は、ぜひより具体的に書いてみると、より喜んでもらえます。

 

もし、投稿を読んでみて、自分とは違う意見で反論がしたくなったとしても、そういったことをコメントしてはいけません。

その投稿は相手の方のもの。

あなたの意見を言う場所ではないからです。

相手の投稿で自分の正しさを主張しても、お互いに嫌な気持ちになるだけ。

もちろん、そうなった相手がお客様になってくださる可能性は低い。

そして、そのコメント欄での反論を見た他の方も嫌な気分になります。

 

もし自分の意見が言いたかったら、相手の投稿ではなく、自分の投稿の中で書いてみてください。

ただし、自分の投稿でも人の批判はしないこと。

あなたのFacebookは、あなたの未来のお客様に信頼してもらう場所ですから。

 

そのことを意識して使ってください。

 

 

一番重要なのは、楽しむこと

 

Facebookはビジネスに有効ですが、もともと物を売るためにできている場所ではありません。

なので、仕事、仕事と思って使っていると、自分も嫌になるし、それが見ている人にも伝わってしまいます。

 

だから、まずは自分が楽しんで使ってみる。

 

自分の楽しかったことや想いを投稿してみる。

いいなあと思った投稿や大好きな人の投稿にコメントしてみる。

それが一番大事だと思います。

 

ビジネスに利用しようと頑なに頑張るよりも、楽しんでいるうちに、気がつけば申し込みたいと言う方が現れる。

それがFacebookが集客に使えるという意味なのだと思います。

 

ただし、ビジネスにつなげるためには、少しだけ工夫が必要。

元からのお友達や、同じ講師仲間とだけ盛り上がるのではなく、幅広い人と、繋がりましょう。

新しいつながりの中にも、好きだなあと思える人はいるはずです。

 

その中のご縁が、結果として、お仕事にも繋がっていく可能性があります。